ARIESのグラフィック能力を測ってみよう。 [ARM&Cortex-M3]
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それぞれのビデオの最後に出てくる数字が計算されたフレームレートです。全部で272回全画面表示を行って、それに掛かった時間からフレームレートを計算しています。
写真をスクロールするように動かした物は34fps、写真ではなく単色塗りつぶしを行った物は45fps出ています。
写真はROM領域の一部、単色塗りつぶしは変数をグラフィックLCDにDMAで転送していますが、なぜここでフレームレートに差が出るのか、イマイチ判りません。
ですが、描画能力としては十分でしょう。
ちなみにS1D13743自体は60fpsです。
※もちろんこれは固定パターンの展開なので、ほぼ出し得る最大と言えるかもしれません。
画面サイズは480×272ピクセルで、16bitカラーデータを送っています。
今後SDカードから読み出しながら展開とか、計算で座標を求めてのDRAWとかだと、ここからかなり遅くはなるでしょうけれど、まあ上限が判っていれば色々検討し易くなると言うことで。
ARM Cortex‐M3システム開発ガイド―最新アーキテクチャの理解からソフトウェア開発までを詳解 (Design Wave Advance)
- 作者: Joseph Yiu
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2009/05
- メディア: 単行本
2009-09-29 01:18
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コメント(4)
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キャッシュが効いているようですが。
書き込みを1(16bit=1アクセス)、読み込みを0.5(16bit×2=1アクセス)で考えると、固定データで読み込みがなければ、連続データの1.5倍となりそうです。
こんな計算であってるかな?
by おる (2009-09-29 10:45)
キャッシュは存在しないので、単純にメモリのアクセス速度の違い+ROMから読み出した時はプログラムコードのフェッチにもぶつかるので、そのペナルティやらなんやらで遅れている可能性が有ります。
それぞれのアクセスタイミングの写真を撮りましたので、後程。
by hamayan (2009-09-29 11:54)
う、恥ずかしいかも;
http://infocenter.arm.com/help/index.jsp?topic=/com.arm.doc.ddi0337gj/BIHIIJDC.html
コアのアーキテクチャすべてが実装されているわけではなかったんですね。
そうすると、DMA中はCPUをスタンバイにしとくと同じ速度までいくんですかね?
by おる (2009-09-29 16:31)
> そうすると、DMA中はCPUをスタンバイにしとくと同じ速度までいくんですかね?
なかなかこの言葉の意味を理解できず、、、やってみました。
by hamayan (2009-09-30 21:15)