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TDK-Lamda製DC/DC電源 RDS50-11-5の中身 [電子工作]

TDK-Lamda製DC/DC電源 RDS50-11-5がノイズ試験で飛んだ!らしいので、折角なので中身を見てみた。

RDS50-11-5の製品ページ
https://product.tdk.com/ja/search/power/switching-power/dc-dc-converter/info?part_no=RDS50-110-5

2019-12-12 10.08.08.jpg一番右のシリコンが付いているモジュールは、同期スイッチのモジュールか?そこそこ大きなヒートシンクが付いていた。
あちこちに貫通ビアを使って、パターンの強化を行っている。
端子台右となりの青いのはヒューズ。DC450V 3.15A仕様。
青いヒューズの下はバリスター。
基板中央と右下のノーマルモードノイズ用のフイルムコンデンサは、ポリミイドテープで結構がっちり保護されている。何対策?
コモンモード用の磁器コンデンサは、入力端子台直後と、スイッチングモジュール直前、スイッチングモジュール直後に入っている。
スイッチングモジュールの左隣の白いのは温度ヒューズだと思う。
温度ヒューズの左隣はコモンモードノイズフィルター。コモンモードノイズフィルターの二次側に逆接防止用のダイオードが入っている。
温度ヒューズの下はFET、おそらく何かあった時に電源を切るのだと思う。
コモンモードノイズフィルターの上のトランスは、フィードバック回路用の電源を作るためのもの。
トランスの左隣は出力センス回路の入力フィルターの様だ。


2019-12-12 10.08.43.jpg半田面側はこんな感じ。右側がスイッチング回路。黄土色はフィードバック用のフォトカプラ。
部品面、半田面共にコーティングがされている。基板上の貫通している穴はすべてマスキングしてコーティングの液体が流れないようにした形跡有り。


2019-12-12 10.13.24.jpgこんな端子台有るんだ!特注?
基板の下側のシャーシは、全面的にマイラフィルムを貼っている。




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