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XBee 100円Wall Routerの電源検証 [XBee]

circuit01.pngあまりよく考えずに基板まで作成してしまったので、”今更”検証してみようと。既に物があるので、実際に動かしてオシロでモニターしています。

なお3.3V側の電流を測ったら、58mA程度流れていました。条件としては低出力版(PROでは無い方)のシリーズ1のXBeeと幾つかのLEDを点灯または点滅させています。
別途PC上のX-CTUからループバック試験をこのノードに対して行っていますので、常時送信または受信を繰り返している状態です。

基板上には2種類の電源を搭載できるようにしています。本当は回路図の上側のスイッチング電源でやりたかったのですが、スイッチング電源ICを入手できなかったので、下側の三端子レギュレータで動かしています。


ac_input_01.pngまずトランスの出力波形です。若干歪んでいますね。
ピーク値は約6V位に達しています。実効値は4.2V位。


ac_output_03.png整流し、平滑後の波形です。平滑用のコンデンサの容量はこの時220μFでした。
下限が3.5Vに落ち込んでいます。NJM2845DL1-33のレギュレーション可能な入出力電位差は0.18V(at 500mA)なのでギリギリです。


dc_output_01.pngレギュレーション出力はこの様になっています。意外と綺麗。


dc_output_02.pngもっとも1VdivではあれなのでACレンジに切り替えて10mVdivで見てみました。
100msの間に10個の山があるので、100Hzのリップルが検出されていますが、まあまあ綺麗なんではないでしょうか。時々発生している高い周波数のノイズはなんでしょう。XBee側からのノイズなのか?。


ac_output_320uF.pngだがこのままではあまりにも平滑後のリップルが大きく、レギュレーション可能な電圧ギリギリなので、平滑用のコンデンサの容量を増やしてみました。手持ちのコンデンサの種類が余り無かったので、元の220μFに並列に100μFを接続し、合計320μFとした時の波形です。
下限が4Vまで上昇しています。


Img_2213.jpgなんで一々ちまちました容量のコンデンサを選ぶかと言えば、勿論突入電流の問題も有りますが、写真で判るでしょうか、下ケースの真中に穴が空いていますが、ここにコンデンサを入れたいからです。幅がそれ程大きくないので、使用できるコンデンサは直径6.3mm、できれば5mmで行きたいのですが、330μF以上で5mmは見つかりませんでした。
470μFには直径6.3mmの物があるので、これでも良いかもしれませんね。長寿命を考えるなら低ESRで105℃品とかを選ぶ事になるでしょう。まあそれ程でも。

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