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簡単ファイルシステム評価ボード ALFATを使ってみよう! 其の二 [ALFAT]

※注意!
これからこのブログを書きながら最終的なハードウエアデバック、アプリケーションソフトウエアの構築に入ります。なので、写真や文章と実際の製品では異なる部分が出る可能性が有ります。その点をご了承下さい。

組み立て編


この基板が販売される時の形態は”キット”扱いで販売されます。具体的には面実装部品のみ出荷時に実装され、リード部品は購入した皆さんに半田付けを頑張ってもらいます。全部実装した状態で販売すると必然的に価格に実装費用が上乗せされてしまいますからね。勿論、大量注文の方はご相談くださいなのですが、まず居ないでしょう。


基本的な手順は、背の低い部品から実装する!です。 付属部品の中ではタクトスイッチが一番背が低いかな。
徐々に背の高い部品を実装していきますが、一つ加工して実装する部品が有ります。C16の電解コンデンサなのですが、うっかりしていて、LCDを実装した時に干渉する可能性が有ります。LCDと基板を接続するヘッダーの嵌合状態の間隔が11mm、電解コンデンサの部品高さがやはり11mm・・・orz。 なのでちょっと傾けた状態で実装してください。
ジャンパーPINに付いて
JP1、2、3、5のジャンパーPINがありますが、JP2、3はショートのままで使用します。特にPINを立てずとも、抵抗の足等で直接ショートして構いません。 JP1、5に付いては後ほど説明します。
LCDを実装する場合は、LCDに付属しているPINヘッダーまたはソケットヘッダーを実装してください。
スタットを立ててLCDを固定するとなお良いです。
E8エミュレータを接続する時は、この位置にアングルタイプの14pinMILコネクタを実装してください。が、現時点ではマルツさんにアングルタイプの取り扱いが無いので、扱ってもらえるよう言って置きます。
無いよりは有った方が良い機能としてRTCが有ります。前回説明したようにダラスセミコンダクタのDS1629が使用できますが、このRTCは温度保証タイプなので結構高価な方のRTCです。なので部品として付属はしていません。
しかしファイルのタイムスタンプにも関係するので、やはり有った方が・・・。
内緒の話ですが、ダラスセミコンダクタ(マキシム)はサンプル(無料)を請求すると気前良く送ってくれる事が多いです。よく量産時に注文すると物が入ってこないと言われるマキシムですが、マキシムダイレクトから購入するとそれ程でも無い・・・かな?。よくお世話になるので宣伝でした。 32KHzの時計用水晶は抵抗の足等でがっちり基板に固定して下さい。固定しないと振動で壊れる事があります。
RTCのバックアップ電池は半田面側に実装します。半田面シルクが無いので写真を見て、極性を間違わないように慎重に実装してください。
マイコンのクロック用にセラロックを用意していますが、HC49等の水晶振動子を実装する事も可能です。この場合は半田面側にチップコンデンサを実装する為のPADが用意されていますので、まずチップコンデンサを実装してから水晶振動子を実装すると良いでしょう。コンデンサの容量はH8のデータシート等を参考に決めてください。
またH8/3687FにはRTC機能が実装されていますが、32KHzの時計用サブクリスタルを実装する事で実現可能となります。水晶振動子の実装上の注意点は、RTの時と同じです。


その他

極性の有る部品の実装には十分注意してください。

モジュール抵抗の場合、シルクで1pinの位置に線が入っているのと、角ランドを使用しています。

電解コンデンサの場合は、”+”マークがシルクで入っています。

LEDは、足の長い方がアノードです。


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