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STM32FをArduino iDEで開発的なメモ [STM32F]

1.Arduino IDEを起動して、ツール→ボードマネージャーでボードマネージャを起動し、フィルターにSAMを入力してCortex-M3に関する環境を入手する。※フィルターにSTMを入れるとSTM32F4が見つかる。
stm32fArduinoIde_001.png

2.GitHubからSTM32F用のArduinoライブラリを入手する。
https://github.com/rogerclarkmelbourne/Arduino_STM32
展開後、展開したフォルダーごとhardwareフォルダー以下に移動。

3.適当なプロジェクトを作成する。書き込みはSTLinkを選択する。
※DFU(USB書き込み)とかシリアル書き込みはできるのだけど、都度BOOTのスイッチを切り替える必要が有るので、もうSTLinkでイイじゃん!って感じ。

4.以上!
※gccのツールチェインバージョンが4.8.3-2014q1と古いのが気になる、、、

5.ライブラリのドキュメントの参照先
http://docs.leaflabs.com/static.leaflabs.com/pub/leaflabs/maple-docs/0.0.12/language-index.html

こことかも
https://scrapbox.io/ArduinoSTM32/Arduino_STM32_リファレンス_日本語版

※STM32FのUSBを有効にするためには、USBのDPのプルアップを制御しているDISK(信号名)を基板に合わせる必要が有る。例えばMB-STM32F103ならPC13がそれになる(標準はPC12)。この基板で使用しているのはSTM32F103VETなので、以下のboard.hの111行目を編集して適応化させる。
\hardware\Arduino_STM32-master\STM32F1\variants\generic_stm32f103v\board\board.h
論理の変更は以下のファイルの390行目だと思われる。
\hardware\Arduino_STM32-master\STM32F1\cores\maple\libmaple\usb\stm32f1\usb_cdcacm.c

gpio_write_bit(disc_dev, disc_bit, 0); 最後の引数を0から1かなぁ、、、と言うのは元になっているmaple-r5と言う基板が以下の様になっているからである。
https://github.com/leaflabs/maple/blob/master/maple-r5/maple-r5-schematic.pdf
信号名DISCをLOWにするとDPにプルアップが行われる。

GitHubに置かれたプロジェクト
https://github.com/chobichan/stm32f3MultiTask_001


※PIN番号とGPIOの対応
上記のboard.hに以下の様に定義されている。
/* Pin aliases: these give the GPIO port/bit for each pin as an
 * enum. These are optional, but recommended. They make it easier to
 * write code using low-level GPIO functionality. */
enum {
PA0,PA1,PA2,PA3,PA4,PA5,PA6,PA7,PA8,PA9,PA10,PA11,PA12,PA13,PA14,PA15,
PB0,PB1,PB2,PB3,PB4,PB5,PB6,PB7,PB8,PB9,PB10,PB11,PB12,PB13,PB14,PB15,
PC0,PC1,PC2,PC3,PC4,PC5,PC6,PC7,PC8,PC9,PC10,PC11,PC12,PC13,PC14,PC15,
PD0,PD1,PD2,PD3,PD4,PD5,PD6,PD7,PD8,PD9,PD10,PD11,PD12,PD13,PD14,PD15,
PE0,PE1,PE2,PE3,PE4,PE5,PE6,PE7,PE8,PE9,PE10,PE11,PE12,PE13,PE14,PE15,
};


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