ATmarquinoでMhysicalna(身近な)コンピューティング 困った時のシンクロ頼み [ATmarquino Arduino]
で、これで振り出しに戻ってしまった訳です。
アナログで思った通りに動かない場合はやはりシンクロの出番でしょう。と言う訳で上から2番目と3番目がシンクロのキャプチャ画面となっています。
まず2番目の図には5ms周期で大きなノイズが出ている事が判ります。これはまさに7セグメントLEDのダイナミックスキャン周期に一致します。やはりそう来ましたか。
そこでLM35DZの出力にコンデンサと抵抗で構成される一次ローパスフィルターを挿入しました。5ms周期と言う事は周波数では200Hz、これを遮断したいので、この1/10の20Hzのローパスフィルターを実現します。遮断周波数は1/(2πRC)で計算できますので、コンデンサには10μFの電解コンデンサを、抵抗には計算上1592Ωの抵抗となりますが、この近辺の抵抗値の1500Ωを使いました。
この一次ローパスフィルターを入れた時の波形が3番目の図となります。
だいぶ落ち着いてきています。
この状態でLM35DZの出力電圧は222mVですので、1101mVの基準電源からすればAD値は206となるのですが、実際は一番上のIDEのキャプチャ画面の様にそれよりも低い値を示しています。な・ぜ・だ・?
と言う訳でこのシリーズはまだまだ続きそうです。
Making Things Talk -Arduinoで作る「会話」するモノたち
- 作者: Tom Igoe
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/11/17
- メディア: 大型本
2009-03-28 11:44
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