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デザインウエーブマガジン3月号 [電子工作]

を買ってきました。なんともミーハーな話ですが。

何を作るとかそんな話ではないのですが、
「うーん、デザインウエーブマガジンの厚さの半分が厚紙だ!笑える。」



とりあえずADuC7026の機能、概要の辺りまで読んだのですが、結構良いかもしれない。別にARMのアーキテクチャは知らないので置いておいて、アナデバらしくアナログ信号の処理が充実しているのは良いね、ADC、DAC共に12bitで、ADは最大16ch、DACは4chと豊富。
2000円ちょいするので本屋では高いかなと思っていた。どうせ複数冊買っても読むのは最初の一冊だしね。
でも考えてみると2000円ちょいでこれだけの機能のマイコンボードはかなり安く思えてきたよ。
明日辺り追加で購入していそうです。



あーでも評価版の開発環境のサイズ制限が16Kbyteとか32Kbyteとかでがっかり。H8だって期限以内はフル、期限後でも64Kbyteなのに。
そうなるとGCCか。でもlinuxだのCygwinだの入れるのも面倒だし。



2chで指摘されちゃっているけれど、内部の2.6V電圧出力が3.3Vに直結されている件って、致命的なハードウエアバグ?。複数枚購入してしまったorz。回路図の注意書きを読むと、必要数の基板作っちゃってから、編集が気付いた感じですね。

なんか例えるなら、楽天ポイント祭りで調子に乗って取得して、それを使っちゃったら、後でポイント無効とされた上にマイナスポイントまで付いてしまった感じかな。



写真は、パスコンを追加した基板と拡大したところです。
パスコンには、前に秋月で購入し、ストックして置いた2.2μFのコンデンサを2個使用しました。コンデンサの容量的には、規定の0.47μF以上有ればいいと思う。実装位置は、多分この位置が例の27pinに一番近い所だと思う。
もちろん、ここ以外にもっと増やしても問題無し。

で結果は!、
まるで雲が晴れたかの様にすっきり動いています。電源入り切りでも、リセットでも問題有りません、ってこれが本来の姿ですが。

一応手順は、
1.先の細い、低容量の半田ごてと、糸半田(私は0.3mmの半田を使用)、フラックス、カッター、ピンセットを用意。
2.まず半田面の適当なところをカッターでごりごり削る。
3.フラックスを塗って、片側だけ半田を盛る。
4.盛った側からチップコンの半田付けを行い、位置を決める。
5.反対側も半田付けして完成。
作業時間は準備を抜かして10分位でしょうか。


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宮前

付録基板のLEDピカピカが成功しました。次に付属のCD-ROMからCygwinをwin2kにインストールしましたが、lsコマンドすら入りません。
うーんlinuxの知識の無さが悲しいです。hamayanさん上手くいったら教えて下さい。
それから、メスーメスのストレートケーブルなんてみんな持っているのでしょうかね。私は、オスのコネクタを空中配線して無理やり接続しました。
by 宮前 (2006-02-12 13:36) 

hamayan

おお、早い。
私はまだグズグズやっていて、インストールもしていない。

ところでメス-メス ストレートだったのか。メス-メス クロスを用意してしまった。
メス-メス ストレートだと、例えばモデムに付属してきたケーブルが流用できそうだけれど、捨てちゃったもんなー。

気を利かしてくれて、メス-オス ストレートなら、秋月用のケーブルが沢山あるのに。
by hamayan (2006-02-13 08:53) 

senshu

私も付録基板を製作中です。(製作というほどでもありませんが)

D-SUBのメスを裏側につけると、秋月のストレートケーブルで
OKとの話です。私は、コネクタは裏面につける予定です。

でも、27ピンの接続はちょっと残念ですね。ピンをパターンから
剥がし、コンデンサを付けるとOKになるのかな?

詳しい方のアドバイスに期待します。
by senshu (2006-02-13 17:03) 

宮前

hamayanさんが何か追加してたと思い、読むとハードウエアバグですって!
27ピンと3.3Vの導通をテスターで調べたら、むなしくピーピー鳴りました。
データシートや、3月号見てもやはりまずそうですね。LEDピカピカを放置してたので、重大ダメージか!
細い線を紙やすりでさらに細くし、やっとの思いで27ピンに通し、鏝で暖めて線を引っ張ったのですがピンがはがれません。
精密カッターで無理やりはがそうとしたら、パターン(ランド)とくっついたまま、はがれてもうたいへん! ブレーキが外れた暴走車のように・・・・
何とか27ピンをはがす事ができました。
プロの人はどうするのでしょうね。
近くに小さいアースのスルーホールがあるけど使って良いのかしら?
2.6Vの内部レギュレータが生きていればいいのですけどね。
0.47μの代わりに1μをするつもりでいます(いいのかな?)。
でも編集部の姿勢は、まずいですよね。グリコのおまけでは無いのだから。
誤りは、素直に公表しないと。 そう思いませんか?

D-SUBのメスを裏側につける方法は、ヘッダピンなどで下の基板と接続するとき、付録基板が好きな場所に配置できないので見送りました
by 宮前 (2006-02-13 21:30) 

hamayan

私もD-SUBをひっくり返して実装し様かと思いましたが、それやっちゃうと、ベースボードを作った時のマウントに支障が出そうなので、止めました。
by hamayan (2006-02-13 21:52) 

senshu

既にD-SUBコネクタを裏側に実装していますが、秋月あたりの
ピンソケットでマザーボードにマウントする場合には、クリアランス上の
問題はありません。ややコネクタの部分が邪魔になりますが、
もともとコネクタはボードから飛び出す?ように付けるのが普通のような気もします。

27ピン問題は、気になりますが、ピンを傷めずに外せる方は少数派だと
思います(きっと)。
by senshu (2006-02-13 22:12) 

hamayan

ようやくLEDチカチカまで来ました。おそ!
でもこれ、何だか起動が不安定。2回に1回は押し黙る。
リセットでも、電源の再投入でもです。
さてさて。

ところでCPU自体は依然としてクールなので、3.3Vを繋いでも特に壊れる事は無い・・・かもしれない。少なくともラッチアップはしていないと思われます。
不安要素としては、コア用の電源端子の直近に、低ESRのコンデンサを実装していない点位の様な。

まあなんにせよ、折角の意欲的な基板なのに、くだらないけちがついてしまったのが残念。
by hamayan (2006-02-14 00:34) 

hamayan

編集部からの返事が掲載されましたね。
http://www.cqpub.co.jp/dwm/flashbbs/flashbbs.cgi?id=&md=viw&no=0178&tn=0177

私の所では、LEDチカチカを一晩放置して、それでも動作とか、温度に異常は感じられなかったです。だからと言って保証はできませんが。
まあ2chの一部の様に「火事になったらどうすんだゴラア」とやるよりも、「次は気を付けてね。」とする方が、今後の為にも御得なのではないでしょうか。

私は、取り敢えず27pinに関しては様子見のつもりです。
それより、アプリケーションを考えねば。
by hamayan (2006-02-14 12:30) 

宮前

27ピンを浮かせて、後には退けないのでどうしようと思ったら、内藤さんが
改造していたので参考にしました。 私のは、1μ+0.1μを使用。
http://nahitafu.cocolog-nifty.com/
電源を入れたらLEDがチカチカしたので一安心です。27ピンの電圧を測ったら2.55V程度ありました。 私のは、改造前後でも安定して動いてます。
電源投入を何度もしても、リセットを何度もしてもノートラブルです。
私は、運が良かったようです。
by 宮前 (2006-02-14 21:20) 

hamayan

なるほど、やはりパスコンの問題がでているのかもしれないと。
私のは起動時におかしいので、Power On Resetシーケンスがおかしいのか(電圧検出に2.6Vを基準に使用している)と思っていましたが、たしかにこの基板、CPU用と思えるパスコンが全然見当たらないですね。

だとすれば、なひたふさんの方法も良いのですが、結構26、27pinへの半田付けがシビアだし、リードで引き出している分、やはりパスコンへの距離が長くなるので、こうするのはどうでしょう。
半田面の3.3VとGNDはベタで隣接しているので、適当なところのレジストを剥がして、そこにチップコンを実装してしまっては!。1個と言わず、複数個の実装も容易でしょう。
明日やってみよう。
by hamayan (2006-02-14 21:43) 

senshu

パスコンは侮れません。随分昔の話ですが、16kbit のDRAMで
メモリボードを作った時(年齢がバレマスネ、笑)、グランドパターンとパスコンの見積もりが甘く、パターンを線材で補強し、パスコンを追加して誤魔化した?ことがありました。

今回は多層基盤を採用したことで油断?があったのかもしれませんね。パスコンは多めに付けるのがお勧めですね。

実は相当数のDWMを買い込んでいるので、改造の手間は最小限にしたいという希望があるのです。結果を教えていただけると
ありがたいです。

#おかげさまで、navajo は、快調に動作するようになりました。
by senshu (2006-02-14 23:09) 

hamayan

透かして見れば判りますが、これは両面板ですね。
尚更パスコンの数と配置にはシビアにならないといけませんね。

このマイコンは内部にPLLが実装されているので、コアクロックは源振を逓倍して作っているのかな。PLLは電源周りに気を付けないと異常発振してしまうので、それでフェッチに失敗していると言うメカニズム?。

相当数買っていると言う事ですが、学生さんを使って人海戦術で対応と言うのも、学生さんにとってはなかなか良い経験かもしれませんね。
by hamayan (2006-02-14 23:30) 

senshu

単なる両面基板でしたか、、、。水晶が32.768kHzというので
目が点になっていたのですが、PLL内蔵ということで納得は
したのですが、40MHz まで逓倍するのはちょっとやりすぎ?!

お察しのように、学生に12ビットのAD, DAを提供したくて30冊確保したのですが、教材になるかどうかの評価中といったところです。できるだけ現有の資産を活用できるようにと、D-SUBコネクタも裏面につけるという苦肉の策を採用するのもそのためです。(秋月の9ピンケーブルは多数購入済みですので)
by senshu (2006-02-15 00:11) 

hamayan

やってみました。
安定して動く様になりました。
上に手順を書いておいたので、参考にしてみてください。
by hamayan (2006-02-15 00:44) 

hamayan

不安定なのは、むしろSO-NETブログの方だった。OTL
by hamayan (2006-02-15 09:08) 

senshu

so-netがメンテ中だったのですね。 (^_^;

私もリードタイプの積層セラミックコンデンサを裏面に
付けてみたいと思います。
by senshu (2006-02-15 16:44) 

hamayan

ところでsenshuさんも不安定組みだったのですか?。
by hamayan (2006-02-15 17:17) 

senshu

私は「不安で電源を接続するのをためらっていた」組です。(^_^;

というのは冗談で、作業に没頭できる時間が限られていた
関係で、専ら情報収集を行っているところでした。
by senshu (2006-02-15 20:32) 

宮前

現在でも不安定ではないけれど、念のため基板の裏に1μのチップ抵抗を付けました。 
これで完璧か!  たかがLEDチカチカでこれほど嬉しく思ったのは記憶にありません。 喜んで良いのか....?
by 宮前 (2006-02-15 21:33) 

hamayan

喜んで良いのではないでしょうか!。
私もLEDの点滅で、これほど楽しめた事はかつて無かったですから。
DWMの掲示板もなんか盛り上がっていて、皆さん楽しんでいるようですし。

さあLEDもチカチカしたし、死蔵でもするか。
by hamayan (2006-02-15 22:36) 

森 秀樹

私も、今回の件でかなり楽しんでいます。初めはA/D, D/Aがいっぱい付いているから、半導体のカーブトレーサーでも作ろうかと考えて3枚買ったのですが、パスコンの重要性について教えてくれるボードになるとは思いもしませんでした。特に「なひたふ」さんの実験には目が点になりました。
私も27pinをひっぱり上げようとしましたが、パターンもいっしょに引っ張り上がってきたので、一度サンハヤトの表面実装パーツ取り外しキットでチップを外して、新しいハンダで基板とチップをクリーニングした後、基板側の27pinをカットして付け直しました。思ったより楽しめるボードです。hi
by 森 秀樹 (2006-02-16 03:56) 

hamayan

なひたふさんの実験は良かったですね。
私の様にコンデンサ付けておしまい!ではなく、ちゃんと追求している所に、非常に価値のある記事となっています。もう永久保存版にしてもらいたいくらい。

あと、リンクを辿ると、森さんもそうですが、他にも一旦ADuCを外して、徹底的に処置をしている方も居られる。
みなさん、スキルが高いなあと感心するばかり。
by hamayan (2006-02-16 05:59) 

doggie

はじめまして、ご紹介ありがとうございました。
ものすごいアクセスでびっくりです。

>徹底的に処置
日常業務なので....この辺のスキルは、設計のヘボさ加減と比例....。
もっともBGAばかりになってきたので、”どーなってもしらねーぞ”と失敗時の損害金額を見積もって周囲を脅し、回路チェックに周りを巻き込むことが必要かも。
BGAでもジャンパ飛ばせるみたいですけれど(唯一の心の支え)

遅ればせながら、トラックバックさせていただきました。
by doggie (2006-02-16 23:58) 

senshu

KEILのIDE上で GCC が使えることを確認しました。
使い方はちょっとわかりにくいのですが、KEIL社のWebサイトに書いてあります。Cygwin上で作成された ARM用のGCC(本の付録でOK)をインストールし、code以下のKEIL用のソースのエリアには、KEILのC用と、GCC用の両方が同一のテーマになって提供されているので、これを試してみるのが良いようです。
これで、16kBを超えるとエラーになる理不尽な仕様から開放されます。printfなどの関数が大きいので、16kBは窮屈に感じます。AVRやPICでは、16kBも使えれば天国なのですが、MCUが変わると基準も変わるようですね。
by senshu (2006-02-23 01:00) 

hamayan

生成コードの上限が無くなるのですか。
それは嬉しい話ですね。さずがに16Kとか32Kとかでは、何時の時代のマイコンだよ!って思えてしまいますからね。

これで学生さんの実習にも使えそうですね。いや、一連のてんやわんやの経緯も含めて学習してもらえば、問題解決のアプローチの生きた教材となると思います。なひたふさんのページが良かった。


私のBLOGの内、唯一ここだけ異常にアクセスがあります。
他は全然ですが。
皆さん情報に餓えているのだと思います。
senshuさんの情報は、みなさんに良質の情報の提供となるかと思います。学生さんの成果なんかもどこかで報告してもらえれば、と思います。
by hamayan (2006-02-23 15:40) 

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