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M5Stackとフォント 漢字フォントの対応 [ESP32]

2019-03-16 11.10.07.jpgFONTX形式の漢字フォントの表示。但しShift-JIS配列で漢字フォントデータが構築されているので、UTFでは表示できない!

FONTX形式の解説はCHAN氏がされているので、そこを参考にしてね。
http://elm-chan.org/docs/dosv/fontx.html

このブログでも過去記事か有ります。
https://hamayan.blog.so-net.ne.jp/2009-09-19-1
※本当はもっと詳しく書いた記事が有ったのですが、失われた、、、

今回使用しているFONTX形式のフォントデータは力武健次氏が公開されている物を利用させていただきました。もうだいぶ昔の事なので改めて氏のリンク先を探したら、以下のページが有りました。
http://www.k2r.org/gijyutsushi

なぜFONTX形式?
実際のところM5Stackが流行るずいぶん前から組込みで液晶に日本語を表示する事は広く行われてきました。その液晶表示する時に比較的扱い易いフォントデータ形式としてFONTX形式がよく使われています。他にもBDF形式とかですね。
なので、「FONTX形式」で検索してもらえれば、沢山の利用例が見つかります。

なぜShift-JIS?
上記の日本語表示の流行の頃は日本語のコード体系ではShift-JISが一般的だったのです。今でもShift-JIS配列のFree fontを多く見つけられるでしょう。

例えば16×16ドットのフォントで第2水準までサポートした場合のROM容量は250kbyteくらいです。昔のマイコンならいざ知らず、ESP32とかなら組み込んでも余裕ですね!

但し!
現在主流のコードはUTFです。Arduino IDEで日本語を書いた時、そのコードはUTFになっています。UTFのコードをそのままShift-JISのコードに変換できず、これが結構面倒です。組み込みには厳しい状況です。

同じ日本語( 覇漏倭亞琉弩、夜露死苦 )をShift-JISとUTF-8で書いた物をバイナリーエディターで開いた物が以下です。
m5stack_proportional_font_006.png
上がShift-JIS、下がUTF-8N


Shift-JISの文字コードは16bit固定長ですが、UTFでは拡張性?からか8bit~の可変長です。なのでこの場合はデータ量が増えていますね。

さて、UTFのコードからShift-JISのフォントデータにアクセスする方法、どうしましょう?

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