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STM32CubeMXに関する事 5 セミホスティングを使う [STM32F]

ST-LINK V2だけの機能なのか?ST-LINK V1ではどうだっけ?他のオンチップデバッガーの状況は?さっぱり知りませんが、セミホスティング便利です。

従来UARTの一部を使って、動作中のメッセージ等を出力してデバッグとかしている事も多いと思いますが、セミホスティングを使えば特別にI/Fを用意する事無く、デバッガーの画面にメッセージを出力する事も、なにか文字を受信することもできます。
makeCubeMxProjectForCoIDE_036.png



使い方は簡単。プロジェクトにリポジトリでSemihostingを追加し、CoIDEの設定(Configuration)のDebuggerタブでAdvanceのSemihosting Enableにチェックを入れるだけでした。
makeCubeMxProjectForCoIDE_023.png


main.cのこの部分にsemihosting.hをインクルードします。
makeCubeMxProjectForCoIDE_037.png


main.hのこの部分に以下のマクロを追加します。
/* USER CODE BEGIN Private defines */
/* debug */
#if defined(__DEBUG__)
#define  debugPrint(fmt,param)  do{ char buf[128]; sprintf(buf,fmt,param); SH_SendString(buf);} while(0)
#else
#define  debugPrint(fmt,param)
#endif /*__DEBUG__*/
/* USER CODE END Private defines */

mainのwhileループにこれを追加します。
    debugPrint( "loop count = %d\r\n", count++ );

以上



ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ[ARM版]

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