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Lazurite 920Jを立ち上げてみる 其の3 #LAZURITE920J #ラピスセミコンダクタ [Lazurite]

今日のお題は、Writerをなんとかできないのか?って話です。
lazuriteImage_002.jpg

できるか、できないのか?と言う話なら、こうやってネタにしているのだから出来ます。

やっていいのか、悪いのかは判りません。自己責任でお願いします。

わりとお得に実現できるので、複数台の対向でデバックとかの時に役に立つでしょう。
※と言うか、対向でデバックする時は2つ以上無いと効率悪くて仕方がないよね。

さて、普通にWriterを買うと、高いですよね。一個くらいは仕方ないとしても、それ以上はどうかと思います。
しかも接続がハーフピッチの10pinコネクタと、使い辛い。
Lazurite Mini writer Type B(Lazurite Miniシリーズ)
https://www.switch-science.com/catalog/2956/

しかしこのWriterに使用しているICはおなじみのFT232RLですんで、2000円以下のFT232RLを使ったUSB/シリアル変換基板は、マルツとか秋月とか、まぁ色々なショップに並んでいます。
マルツ
http://www.marutsu.co.jp/pc/i/52777/
秋月
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01977/

さて、ハードウエアから見ると、Writerで使用している接続は電源を除けば4本です。
TXD、RXD、TEST0、TEST1N
です。
それぞれFT232RLのどこに接続する?ですが、以下になります。
Lazurite MiniFT232RL
VCC5V5Vまたは3.3V出力
GNDGND
TXD(1)RXD
RXD(0)TXD
TEST0CBUS0
TEST1NCBUS1

わりと簡単ですね。


ただ、配線だけなんとかすれば使える!と言う訳ではありません。FT232RLの設定をいくつか変更します。

FT232RLの設定はFTDIから無償で配布されているユーティリティで変更可能です。FT_Progを使用します。
http://www.ftdichip.com/Support/Utilities.htm#FT_PROG

FT232RLを使ったUSB/シリアル変換基板をPCに接続し、FT_Progを起動してデバイスのスキャンを行います。
ディスクリプション(USB String Descriptorをクリック)を以下の赤枠の様に変更します。
lazuriteImage_011.png


FT232RLのGPIO(Hardware SpecificからIO Controlsをクリック) を以下の赤枠の様に変更します。
lazuriteImage_012.png

変更したらデバイスにプログラムして、その後一旦USB/シリアル変換基板をPCから抜き挿しします。
この時、COMポート番号が変更されてしまうので注意してね。

あとはLazurite IDEから書き込みが出来るようになります。

現状、Lazurite 920Jの2.54mmピッチのDIP変換基板等が出ていないのであれですが、XBee ShieldとXBeeのDIP変換基板を使用する事でできますね。





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