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トリシティで富士山だーいたぃ1周ツーリングに行って来た その2 [バイク]

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今日はバイク(8/19)の日ですね。
さて、富士山スカイラインを走り切ると富士山半周くらいになるんですけど、終わり近くのうねうねと曲がった下りの中速コーナーがとっても楽しい。

トリシティってコーナーに入る時に決めたバンク角をそのまま維持するような動きをします。
で、コーナーの途中から更にインに切り込みたい時は、内側のお尻で車体を押し込んでやると、更にバンク角を稼いで内側のクリッピングポイントを目指す事ができます。コーナー中のライン変更も安定、安心して行えるので、操縦がとても楽しいです。
もちろんSSの様に速く走れる訳ではありませんけれどね。
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朝霧高原を抜けて、ジョーク一色村を抜けて本栖湖にやってきました。このまま身延に行って蕎麦を食って来たい誘惑に駆られましたが、多分それやると往復で3時間くらい掛かりそうなのでここは我慢、次回にする事として本栖湖を周回してみます。
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本栖湖イイですよね、綺麗だし、割と静かだし。写真で見るより実際に見た方がもっと綺麗です。
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とまぁ、トリシティの事を褒めてばかりなのでちょっとけなしてみましょうか。
まずですねー、お尻が痛い。シートの座面は広いんだけれどふわふわで腰が無いのでお尻がシートに沈み込んでしまって限界が以外と早く来る。KTMのシートの6割くらい痛い。

あとこのミラーがねぇ、最近の流行の形状なんだろうけれど端に行くに従って小さくなっているもんだから死角が大きい。2車線以上の道路でレーンチェンジする時、すぐ傍に居る車がちょうどこの死角に入ってしまい、頭を動かしても元々投影面積がせまいからちっとも解決にならない。度々レーンチェンジを諦める始末。
このミラーを決定した担当者を呼び出して小一時間説教を食らわしたいくらいだ。
ミラーなんて四角でいいだろう、四角で。

逆に小物で褒めるべき点は、この小さなメーターバイザー。普段KTMにVFXで首の筋肉をいやいや鍛えている身としては、このメーターバイザーがもたらしてくれる優しさに感動すら覚える。手でどの辺に気流が流れているか確認したら、ちょうどヘルメットの頭頂辺りに流しているようで、かなり疲労感を軽減できています。

LMWのメリットはコーナーだけではありません。それを実感できるのがこの本栖湖の周回道路。
ぜんぜん道路メンテナンスする気が無いらしく、所々アスファルトが剥がれて小穴が開いています。
こう言った小穴に普通に走りながら片輪だけ落としてみましょう。一瞬「ガッ!」って言って、それだけです。
例え片輪が落ちても車体が落ち込まずにそのまままっすぐを維持できています。
前輪が一本のバイクだと、車体が穴に向かって落ち込んでタイヤとサスペンションが辛いところで反対側の縁に当たって大きな衝撃を受けてしまいます。特に前輪の場合は衝撃が大きくなります。

路面状況が悪く、暗くてよく見えない様な道で肝を冷やす、またはパンクしたりする可能性を減らす事ができますね。
でも両輪いっぺんに穴に落としたら無理ですよ。勿論後輪も引っ掛けない様に。
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山中湖に行って大豊で塩ほうとうってのを食べてみたかったが、富士吉田の、町民が秋くらいに道路でぼうぼう火を燃やして暴れている辺りで山中湖方面がずっと渋滞していたのでさっさと諦めて大月方面へ、途中「ヤマ葉ノススメ」って番組で有名?になった三つ峠駅。
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禾生から秋山方面へ、途中にあるリニア新幹線の、えーっと車両基地だっけヒロシ?

気温も上がり、路面もすっかり乾いているし、体も慣れて来たし、絶好の山道です。
トリシティは、こう言った細かい曲がり道が一番楽しいと思う。まぁ上り坂は我慢ですけど。
峠を越えると怒涛の下り坂です。ブレーキの性能は申し分無い、なんたって他のスクーターより一つ多い三つもディスクブレーキを奢られていますから。
気持ちよくリーンして行きます。あれだけ複雑な機構なのに、前輪はがたつく事も、ぶれる事もなく確実に路面を捉えてターンします。

ただ、まあどんなバイクでもそうですが、バンク中にギャップなどで突き上げを食らうとそれなりに姿勢が乱れる訳ですよ。トリシティもこの道で二回位そう言った状況になって、一回は「ガキン!」って音がして一瞬「え!なにこの前輪の動き?」ってなりましたが、その後なんともなくそのまま走ってしまいました。
横っ飛びになるような動きにならなかったのは、車体剛性も有ると思います。50ccのスクーター辺りでバンク中に突き上げを食らったら、大変な事になりますからね。

こう言った思いも掛けないギャップって、よくあるのは小さな川に掛かっている橋とかですね。道路との接合部分に鉄とかコンクリが良く使われていますが、変形しないこれら材質に対して、平気で変形するアスファルトとの間で段差が発生している。アスファルトからコンクリや鉄に切り替わる様なところでは注意が必要です。
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昼飯を兼ねて秋山温泉にGOです。実は初めての利用です。
720円で温泉以外に温水プールが利用できるし、食事も680円から蕎麦とかうどんとかカレーライスが食べれて、100円でそれぞれ大盛にしてくれます。流石に沢山お客さんが居ました。上野原市民の憩いの場のようです。

秋山温泉を出発するとすぐそこに懐かしの神奈川県。牧馬峠の手前はコンクリに滑り止めの丸穴が沢山開けられた急坂の上り坂。意外とKTMはこのコンクリ+丸穴が苦手だったんだけれど、トリシティはスイスイとは言わないけれど前輪のトラクションが抜ける事無く走る事ができる。

で、峠を越えると牧馬峠特有の下りの急坂+巻き込むコーナーの連続になります。

ブレーキは左右両方もとも握ります。左は前後ブレーキ連動型で左右同時に握った場合どういった配分で前後ブレーキを効かせているのか判らないけれど、とりあえず握る。
そして減速した後は左を解除し右(フロントのみ)を掛けたままバンクさせると、前輪がグイグイとインに入っていきます。コーナーの出口に向けてそーっと右ブレーキを解除しつつ、アクセルを開いて行くと、前輪に掛かっていた荷重が後輪に移って行き、それで一つのコーナークリア。

鳥屋から宮ケ瀬湖を横目で見つつおぎのパンで丹沢アンパン13種類の内、12種類を買って帰路に着く。途中の志田峠、、、は悪いから止めときました。
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規定時間より2時間程早くYSPに返却し、優良客をアピール(笑)。結局24時間レンタルの間に400km以上走ってしまいましたと。でもお尻以外の疲労感は少ないです。燃費は、街中や山道中心で40km、ツーリングなら43kmってところ。ツーリングバイクとして十分使えると思います。
下道だけを24時間で400km走っても、ライダーはまだまだ余裕の疲れなさでした。


自分のKTMを受け取り16号に出ると、KTMの前輪がふらついてあぶーねー、あぶねぇ。

トリシティ、、、恐ろしいバイクだったぜ。

おまけ!
乗りだし直後は発進時にちょっともたつきがあると思っていましたが、400kmも走っている間にあたりが付いちゃったらしく、最後は実にスムーズに加速する様になってしまいましたとさ。(笑)
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