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OpenOCDフリスクJTAGデバッカーのリセットスイッチ [ARM&Cortex-M3]

Dsc00210.jpgbird.dip.jpさん情報により、設定しているキーマップが異なっている事が判明しました。正しくはjtagkeyとなります。

上記変更は、デバッカーのコンフィギュレーション情報の内、interface項目をjtagkeyに変更するのですが、そのままではOpenOCDフリスクデバッカー上のリセットスイッチが使えなくなってしまいました。

やはりbird.dip.jpさん情報によりSRSTの有効/無効の設定方法が挙げられています。

と、その前に、このOpenOCDフリスクデバッカーのリセットスイッチの入っている位置は、nSRSTをドライブしているVHC125の入力側に挿入しています。その為ドライブ側のスリーステートバッファのイネーブルが有効でないとこのリセットスイッチその物が無効となってしまいますので、目的としてはこのイネーブル端子を有効とする事となります。

コンフィギュレーション情報のtarget側設定ファイルの中、この前参考として挙げたのはstm32.cfgですが、この中の以下の一文を探してコメントアウトし、
reset_config trst_and_srst
以下の分を追加してください。
reset_config srst_push_pull

パラメータとしてはsrst_open_drainなんてものあって、「そっちかな?」と試したのですが、こちらは駄目でした。
ARIESやTAURUSと言ったCortex M3ボード上には勿論リセットスイッチを用意しているのですが、デバック中は必ずしもリセットスイッチが都合の良い方向を向いているとは限らず、その為ボードの向きにあまり影響されないOpenOCDフリスクデバッカー上にリセットスイッチを設けたのですが、やっぱりここでリセットできるのは便利なのです。




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コメント 2

masato

reset_config についての検証、ありがとうございました。
リセットスイッチが効かないもので半田付けを失敗したかなとチェックしてから、回路図、OpenOCD のマニュアル、ソースコードを見てあたりを付けました。実はまだ試していなかったのです。すんません。
しかし、OpenOCD のバージョンアップが速くて付いていけません。
by masato (2009-11-09 17:14) 

hamayan

いえいえこちらこそ、reset_configを調べていただいただけでも大変助かっています。

> しかし、OpenOCD のバージョンアップが速くて付いていけません。
(笑)

by hamayan (2009-11-09 17:29) 

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