H8マイコンにデバックモニタを入れる。HTERMでデバックをする 2。 [HEW & HTERM]
前回の続きです。実際にデバックモニタを使った開発を”簡単”に解説します。
HEWを起動して、新たにワークスペースを作成しても良いのですが、関連と言う事で前に作成したsampleワークスペースの中に新たにプロジェクトを作成して、そこにアプリケーションを構築しましょう。
では、sampleワークスペースを開いてください。
次にファイルメニューの「プロジェクト(P)」→「プロジェクトの挿入(I)」でウイザードを起動し、「新規プロジェクト」を選択して先に進みます。ここから先は最初にワークスペースを生成した手順と同じになりますので、差分だけ以下に紹介します。
という訳で実にお手軽なマイコンによるHello Worldでした。
もうご存知かと思いますが、ユーザーアプリケーションの転送はRAMに行われますので、一度電源を落としてしまうと再ロードが必要です。逆にFLASH ROMを使わないので幾らでも書き換えが可能です。
逆にRAMの容量の上限がユーザープログラムで作成できるサイズの上限でもあります。H8/TinyのRAM容量ではかなり苦しいですね。
普通、マイコンの開発では標準入出力がありません。なのでstdioの中の標準入出力を利用する関数を実際に動くようにするには、ユーザー側でそれを実現してやる必要があります。
しかしデバックモニタ上で動かす場合、既にデバックモニタが入出力のインタフェースとしてSCIを利用しているので、ここを標準入出力として使いましょう!と言うのが「組み込み型モニタのカスタマイズ」htmファイルの趣旨なのです。
デバック完了してオリジナルのアプリケーションをROM化する時は、自分で標準入出力を実現する必要があります。詳細はC/C++コンパイラマニュアルに書かれていますので、ご一読ください。
HEWを起動して、新たにワークスペースを作成しても良いのですが、関連と言う事で前に作成したsampleワークスペースの中に新たにプロジェクトを作成して、そこにアプリケーションを構築しましょう。
では、sampleワークスペースを開いてください。
次にファイルメニューの「プロジェクト(P)」→「プロジェクトの挿入(I)」でウイザードを起動し、「新規プロジェクト」を選択して先に進みます。ここから先は最初にワークスペースを生成した手順と同じになりますので、差分だけ以下に紹介します。
という訳で実にお手軽なマイコンによるHello Worldでした。
もうご存知かと思いますが、ユーザーアプリケーションの転送はRAMに行われますので、一度電源を落としてしまうと再ロードが必要です。逆にFLASH ROMを使わないので幾らでも書き換えが可能です。
逆にRAMの容量の上限がユーザープログラムで作成できるサイズの上限でもあります。H8/TinyのRAM容量ではかなり苦しいですね。
普通、マイコンの開発では標準入出力がありません。なのでstdioの中の標準入出力を利用する関数を実際に動くようにするには、ユーザー側でそれを実現してやる必要があります。
しかしデバックモニタ上で動かす場合、既にデバックモニタが入出力のインタフェースとしてSCIを利用しているので、ここを標準入出力として使いましょう!と言うのが「組み込み型モニタのカスタマイズ」htmファイルの趣旨なのです。
デバック完了してオリジナルのアプリケーションをROM化する時は、自分で標準入出力を実現する必要があります。詳細はC/C++コンパイラマニュアルに書かれていますので、ご一読ください。
2009-06-07 14:09
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参考にさせて頂きました、ありがとうございます。
by mabo9288 (2012-08-26 20:19)