IAMAS Gangu Projectを見に行って来ました。 [電子工作]
六本木のAXISギャラリーと言う所で開催されていたIAMAS Gangu Projectを見に行って来ました。
面白かったです。なんと言うか、今まで色々物を作って来ても、こういった物事の発想をした事が無かったので、もの凄く刺激を受けました。
作品を説明してくれた学生さん?、に聞いてみました。
「将来的には発売とか考えていますか?」
「勿論考えています。この様な展示会は言わば営業でもありますので」と、力強く答えてくれました。
なんかこう言う前向きな若者が、実際に自分で作品を作って世間にアピールし、もしかしたら失敗したりするかも知れないけれど、それでも自分を信じていつかは成功する。そんな事を想像して、ちょっと嬉しくなりました。彼、彼女達が将来の日本を引っ張っていく訳ですしね。
作品はどれもこのままおもちゃとして市販されていてもおかしくない出来、完成度でした。実際記帳欄には某大手玩具メーカーの名前も。
どの作品も素晴らしかったのですが、特に私が気に入ったのが「ジャミングギア」。MTM02でも展示が有ったみたいなので知っている人も多いでしょう。そうか!そうだよね。リズムってループが基本だから、歯車で廻してしまおうって発想は凄い。
子供は「つみえ」が結構気に入っていた様子。なかなか離れません。
親子で遊んだのが「ウゴ・オト」。ボクシングのグローブに仕掛けが有って、二人で殴り合っていました(笑)。
「シャドーラジコン」は癒し系です。モノトーンのプロジェクターに緩いアニメーションが物凄く低刺激でリラックスできる。子供の枕元に置いて天井にアニメーションを投影し、優しい音楽でも流せば、寝かし付けるのに最高かも。
「ミスター・ローリング」はMTM01以来の2回目。なんか歩行者用信号を見る度に子供と「あ!ミスター・ローリングだ!」と。
「マウンテンギター」も面白いなぁ。楽器できないからなお更こう言った作品に憧れる。
「サプライズ・ウインドウ」はアイディアが素晴らしい。携帯の画面をプロジェクターとして、それでプラスチックのハーフミラーに映像を投影し、リアルな背景上にアニメーションを実現しています。
全般的にシンプルだけれど奥が深いと言うか、そんな作品が多かったです。
あ!それから、アイディアのスケッチでしょうか、壁一面に数十枚のアイディアを描いた紙が貼ってあって、こちらも見ていて楽しい。中には作品として実際に作成された物も有りますが、現時点では作品として作ってないものも、「ああ、これはあれとあれを使えば出来そうだな」とか、イマジネーションを広げてくれます。
これ、あれだよね。フリスクさんもコンテストに是非フィジカルコンピューティングの部門を設けたらよいのではないかな。
+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER
- 作者: GainerBook Labo + くるくる研究室
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
2008-12-27 23:52
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コメント(3)
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おお〜、いらしていただいていたのですか。ありがとうございました。
最終日はかなり慌ただしく、ご挨拶できなくてすみませんでした。次回に関しては未定なのですが、是非また遊びに来てください。:)
by 小林茂 (2008-12-28 14:50)
すいません、お昼位に到着して、奥の方に小林様が居る事は判っていたのですが、手前の作品が面白くて長々とそこに捕まっていたら、ワークショップが始まってしまったので、ついついご挨拶をし損ねました。
次回も楽しみにしています。
by hamayan (2008-12-28 15:23)
こんにちは、またもや、ばったりとお会いしてしまいましたね。さすがgangu projectだけあって、子供連れの人もいるー、なんて思ってたら、パパの方が一生懸命に見ていました^^。私のお気に入りはシャドーラジコンでした。
ええ、次回も楽しみですね。
by Sim (2008-12-28 16:25)